今春完了予定の新築物件が結構、建ってます。
が、なかなか満室にはなっていないようです。
今の新築物件はかなり設備がハイグレードになっているような気がします。
単身物件では洗浄機能付きトイレは当たり前、シャワー付き洗面台も当たり前、コンロも最低2口のシステムキッチン、モニター付きインターホンも当たり前、浴室乾燥機能、室内物干しなんかもついちゃってたりします。
これだけの設備があれば賃料もそれなりにします。
賃貸を探している人たちは果たしてそこまでの設備を求めているのだろうかと考えちゃいます。
そんなに設備はいらないから賃料を下げてくれればいいのにと思ったりしちゃったり。
しかし、長い目でみたときに新築時にある程度、設備を整えておかないと年数が経ったときに物件力がなくなっちゃいます。
あとから設備投資をするのは面倒だったりしますからね。
家主は賃料収入が少しでも多くほしいの高く賃料を設定したい、借りたい人は少しでも安く借りたい。
まさしく需要と供給のバランスです。
借りたい人のニーズにどこまですり合わせができるから重要なポイントです。
消費者ニーズに沿った物件は物件の評価が高く、退去する人が次に入居したい人を連れてきてくれるそうです。
オーナーからすれば空室期間がなくなるので、こんないいことはありません。
これが安定した賃貸経営をするポイントだと思います。
ニーズにマッチした物件は自然と決まるのです。そして、どの物件がいいのか消費者の方は知っているのです。
なぜ、こんなところに賃貸物件が(・・?と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一時的には入居があるかもしれませんが、数年後も果たして入居者がいるのか。
いればいいのですが、オーナーからすれば不安でしかないでしょう。
ポイントを抑えた物件は新築でもちゃっかり満室になります。
そんな物件が増えればみんな幸せになるのかなぁと思います。
では。